早慶に合格するためには偏差値を70にする必要があるので、難しいと感じられるかもしれません。しかし、難しい、自分には出来ないかも、と考えていては結果もその通りになってしまいます。早慶なんて簡単に合格する、自分には通過点でしかない、と考える人が合格します。

そこで、大切な考え方は相対化することです。例えば、松本から諏訪まで徒歩で移動することはとても大変ですよね。しかし、九州から松本まで歩いてきた人にとっては、松本から諏訪まで行くことは簡単に感じられると思います。ここで言いたいことは、難易度というものはその人がどう感じるかによって変わるということです。

「自分には難しい」と考えるのではなくて、考え方を変えて「それなら出来そう」と考えることが大切なんです。自分が目指しているものよりも、さらに難しいことと比較してみましょう。部活で例えるなら、北信越大会出場を目指しているのなら、全国大会出場を目指していくことです。そうすれば北信越大会には出場出来ます。北信越大会を目指して実際にその通りの目標を達成するのはちょっと難しいですよね。目標とちょうど同じ結果を出そうとするのではなく、それを上回るところを目指してみて下さい。

受験勉強でこの考え方を使うためには、東大やハーバードに合格することと比較します。そうすれば、早慶に合格することは非常に簡単に感じられます。日本、ましてや世界にはあなたよりももっと時間をかけて勉強している人が沢山います。その人達の努力と比較してみれば、「自分なんてまだまだ」と考えられるようになります。

そして、実際に早慶の入試問題が簡単だと感じられるようになるために、東大の問題で練習します。東大の問題は早慶の問題とは違って記述する量が多いです。問題のタイプは異なります。ただ、そこで考える力を付けたり、自分の考えを表現する力を身につけます。そうすると、選択肢を選ぶ問題が多い早慶の入試は簡単だと感じられるようになっていきます。

人間の考えは、全て相対的なものだと思います。自分は不幸だと言っている人がいても、周りから見ればそんなことはないこともありますよね。それは、その人が誰かと比べてそう感じているだけかもしれないのです。そういったことは身の回りに沢山あると思います。受験勉強にもこの考え方を応用してみて下さい。

絶対に達成したい目標があるなら、それを上回るところも視野に入れましょう。そうすれば、あなたの目標は簡単に達成することが出来ます。早慶合格のためには、最終的に偏差値75を目指して取り組んでいきましょう。

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