勉強をする際には、多くの人が答えを見ずに勉強を進めていると思います。しかし、この方法では効率が良くありません。多くの人がやってている方法だから正しいと信じるのではなく、もっといい方法はないのか、と考えてみることが大切です。

僕は、先に答えを見てから勉強する、ということを徹底していました。その理由は、

①知らないことを考えても分からない

②繰り返すことに時間をかける

ということが理由です。

①については、社会科目では先に答えを見て勉強している人もいるかもしれません。歴史上の人物や遺跡の名前などは考えて分かるものではないですよね。そのため、分からないものは諦めて答えを見るようにしていると思います。

この方法を、社会などの暗記科目だけに使うのではなく、英語や国語などその他の科目でも取り入れてみましょう。英語の文法も、先に答えを見てしまって大丈夫です。一見論理的に考える力が要求されているようでも、結局は問題を解くための知識が必要となる場合が多いです。また、英語の長文は先に日本語訳を頭に入れてから英文を読むようにします。こうすることで、英文を読む際のストレスが大幅に減ります。

古文や漢文も知識が問われることになるので、先に答えや現代語訳を読んでから内容を理解するようにしましょう。しかし、現代文の問題もだけは、答えを見ずに考えてもOKです。なぜなら、知識が必要となる割合が少ないからです。ただ、毎回正解率が半分以下になるようであれば、現代文でも先に解答と解説を読んで考え方を身につけることを優先しましょう。

②については、このように勉強した方が圧倒的に早く勉強を進められ、その分同じ問題の繰り返しをすることが出来るようになります。

知識が身につくのは、最低でも4回は繰り返して学習した場合だと考えています。試験で正しい答えを書くためには、正確に覚えていないといけないですね。試験で使えるレベルの身についた知識にするには、繰り返し同じ知識を学習する必要があります。

参考書や教科書など、1回学習しただけでその後は手をつけない教材がある人もいると思います。これはとても勿体無いことです。人の脳は、翌日には8割のことを忘れると言われています。その忘れる内容を覚えるためには、定期的に繰り返し学習するしかありません。

授業で習ったことを端から忘れてしまう原因はここにあります。かろうじて1,2回前の授業の内容を覚えてはいても、10回前になるとほとんど覚えていないですよね。本当に知識を覚えるためには、効率的に進めて繰り返すことを前提で学習していかなけ
初めから自分の力で問題を解こうとするのではなく、繰り返し答えを見て知識を付け、その後にその知識を使って考える力を養っていきましょう。

TOP