あなたはこれまでに、自分から勉強がしたいと感じたことはあるでしょうか?きっと多くの人が、何となくやらなければならないから、やらないと怒られるから、といった消極的な理由で勉強に取り組んでいるのではないでしょうか。

人が自ら進んで努力を出来るのは、自分にとって絶対に達成したい目標のためだったり、それをすること自体が楽しい場合です。僕も、もしプロレスラーになりなさいとか、裁判官になりなさいなどと言われれば、努力をする気持ちにはならないと思います。そこに楽しさがないからです。

勉強にいまいち本気になれないのは、勉強に楽しさを結び付けられていないことが理由です。勉強を、自分が楽しいと感じられることや、絶対に達成したい目標と結びつけることが出来れば、いくらでも時間をかけて勉強したい!と感じることが出来ます。

つまり、勉強のやる気を出すためのモチベーションが大切ということです。勉強のモチベーションを高めてくれる理由を見つけてないのに、頑張ろうとしてもやる気が出ないんですね。その目標を達成した時のことを考えると、自分の気持ちがワクワクする理由を見つけましょう。例えば、僕の場合は慶應に行ったらかっこいいという想いで勉強していました。他にも、校舎が綺麗とか、将来の自分がやりたいことに結びついているなどの理由があると思います。

ただ、その自分がやりたいことが見つからないから悩んでいる、という人もいると思います。やりたいことさえ見つかれば頑張れるのに、と感じますよね。そのような将来の目標がまだ決まっていない人は、大学のイメージで行きたい大学を決めてしまっても構いません。結局は大学に入る前に考えていたことは変わることもあります。自分が直感的にここに行きたい、憧れる、という大学があればそこを目指して頑張るのも良い方法です。やりたいことは分からなけど、とにかく早稲田に行きたい!などでも大丈夫なんです。

何となくでも行きたい大学が出てくれば、必ず実際に大学を見に行きましょう。見たこともないところに、本気で行きたいと思える人はいません。その場に行くことでしか感じられない雰囲気はあります。そして、大学のパンフレットをもらってきて、毎日読むようにしましょう。そうすることで自分もは必ずここに行く、という決意を固めることが出来ます。それが毎日頑張るためのモチベーションになります。

勉強を、やらなければならないこと、と感じているうちは本気で頑張ることは出来ません。勉強のやる気が出ない時は、自分が絶対に達成したいと思えることを見つけることが先です。自分の気持ちがワクワクしてくるか、が目標を決める時の基準です。

勉強で使うのは手と頭ですが、手と頭を動かすのはモチベーションです。そのモチベーションは自分で見つけ、そして維持させることが勉強することそのものよりも大切です。毎日、目標を達成した際の自分の姿を思い浮かべてみて下さい。そうなれなければいけない、という気持ちを持つところが勉強のスタートです。そうすれば、あとはひとりでに勉強に全力を注げるようになります。

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