塾長挨拶

「突き抜けていく力」と「自力で解くことを楽しむ力」を引き出したいと思い志青塾を開きました。
それには「逞しく学び生き抜いていく力」が土台になると感じています。

 
 

お子さまの成長に志青塾が貢献できること

みんなと同じになりたいとか、教科書の内容をだいたい理解したいとかではなく、グングン前に進む、高いレベルを求めて突き抜けていく力を引き出したいのです。
また、自分で問題を解決することを気持ちいいと感じる心が欲しいのです。
もし、先生や友だちから教えてもらってわかった問題があったら、それですぐ次の問題に進むのではなく、何回も自分だけで解けるまで繰り返さないと自分にOKを出さない脳の働きを引き出したいのです。 

私どもの志青塾は、全くの小さな私塾で現在は幼児さんから中学生まで63人が学んでくれています。
あの東日本大震災のあと2011年6月に開塾しましたから4年が経とうとしています。
「突き抜ける」には、周囲との比較の順位でのこともありますが、自分の力を最大限に引き出して、これまでの自分や家族の常識を突き破っていく意味でもあります。

「自力で」には、問題を見た瞬間に「この問題ってたしざん? わりざん?」って聞いたり、ヒントをもらいながらどうにか答えまでたどりついたりして、赤ペンで○をつけて「できた!」と思っているので簡単な計算や漢字はできるけれど、ちょっと難しくなったり、文章題になったら全然歯がたたないお子さまを多くみてきて、もったいなあと感じ、何とかせねばという思いがあります。
いずれにしても、お子さまたちにはクリエイティブな人間に育っていって欲しいのです。
志青塾のミッションは「楽しくひきだす思考力」です。 
 

30年間の教員経験があるからこそ、わかることがあります!

挨拶がおくれました。 
皆様こんにちは、お世話になります。
塾長の水谷久志と申します。
 
30年間、公立学校の教員として勤務し、多くのお子さんや保護者の方と学ばせていただきました。
学習でもスポーツでもたくさんの素晴らしくありがたい思い出があります。
大きな組織に守られ、大勢のお友だちと一緒に学び、安定した力がついていくお子さまたちはとても楽しそうです。
それでも、私自身の反省にもなりますが、日々のニュースに出てくるような学級運営がうまくいかなかったり、友人関係の対応が悩んだりして学習の力を十分に伸ばしてあげられない場面もあります。
様々な環境で育ち、価値観も多様なお子さまが何百人も(千人以上も)いるところです。
先生方も50~60人もいて指導にあたっているのですが、教科学習指導以上に基本の生活習慣や学習態度の指導にかける時間や気苦労が多くなっていることも見てまいりました。
かつては教育県と言われた時代もあった長野県ですが、知識はともかく、応用力活用力は全国平均になかなかおいつきません。
乱暴な言い方になりますが、計算や漢字はできるが、文章問題になるとできないということでしょう。
最近では児童生徒、教師両方の精神的体力的負担や学習時間確保の面から部活の在り方も見直されています。
「スポーツができる子は勉強もできる」は私の持論ですが、やり方やバランスが悪いので問題になっているのです。
しかし、どの学校にも「しっかり勉強したい」「次のレベルのことを知りたい」「もっとできる自分になりたい」「自己記録を更新したい」「東海大会 北信越大会にでたい」「全国大会にいきたい」とこのままじゃ満足できないと思っているお子さんもいるのです。
力があるのに願いが実現できていかないとしたら、もったいないです。
 
 

どうすれば「突き抜けられる」のか?

私も運動部の顧問をずっとやっておりましたが、前述の「自分で考えて突き抜けていく」はここでもキッパリと必要になります。 
県大会を勝ち抜いたり全国大会に出たりするにはそのための練習法があります。志望校や難関校に合格するにはそのための学習法があります。部活で全国大会に出場しながら難関校に合格するにはそのためのバランスのよい方法があります。
他のページでも記しておりますが、その方法に共通する第一歩は
「○○したいなあ」「やりたい!」と思うことです。
だいたいここまでは100人中100人ができます。

次は「やる!」と強く決めることです。
これをやるのは100人中8人になります。

それから「そのためには、どうするか」という具体的な計画を立てます。
これで100人中5人になります。

そして「実行する」
100人中3人になります。  

「続けます」
もう1人になっています。
この1人が突き抜けていきます。

こうなると、勉強もスポーツも関係ありません。
大人になっての仕事の場面でも同じです。

それでも100人中1人じゃなあ・・と思ってしまいますよね。
でもでも200人なら2人、1,000人なら10人います。
長野県民200万人だったら2万人です。
2万人となったら、そっちの組に入れそうじゃあないですか。  
「入れそう」じゃなく「入る!」と決めれば一歩踏み出せます。
「どうすれば」を自分で考え「実行」し続ければ突き抜けます。

そうしていくのが楽しい自分になります。
しかも「実行する」「動き続ける」が「踊る」「踊り続ける」になります。だから楽しいのです。

そんなお子さまの力をご家庭との連携のもと、引き出していきたいと考えております。
 
 

東日本大震災に学んだ「逞しさ」

この塾を開く直前に東日本大震災がありました。
私も微力ではありますが、2ヶ月が過ぎた5月に3日間ほど岩手県陸前高田市でガレキの片付けのボランティアをさせていただきました。
テレビや新聞で見る以上のすさまじい現実がありました。
山と海の間がガレキであふれています。
家に電柱が突っ込んでいます。
田んぼに布団や思い出のアルバムがちらばっています。
仮設のトイレは小さなテントの中で、もちろん水洗なんかじゃありません。
ウンチやおしっこがすぐそこにみえます。
男女の別もありません。
若いおねえさんもトイレは私のようなおじさんのあとに当たり前に並んで使います。
学校のグランドは仮設住宅でいっぱい。
授業はとても無理…と思って作業をしていたところに、20人くらいの小学生と先生がわずかに残った近所のお店の駐車場のすみっこで体操をして鬼ごっこをはじめました。
先生の笛の音、キャーキャーという子どもの声。
驚きました。
苦しいだろうに、悲しいだろうに。
こんな中でも生きてる、生きてる。
しょんぼりばかりしていられない。
生きてるなあ。
嬉しかったです。
ありがたいなあ。
ありがてえなあ、ふんとにありがてえ!
この逞しさはハンパじゃない。
自分が開く塾にこの「逞しく生き抜く力」の要素は絶対にはずせないと確認して信州に帰ってきました。
いま、学校ばかりでなく、あちこちに「生きる力」の文字が掲げられています。
私がこの言葉を聞いたのは大学2年のころだから40年くらい前です。
いいスローガンだな、でも具体的にどんな力なんだかよくわからないなあと思われている方も少なくないでしょう。
1つにまとめることはできないでしょうが私はこう考えています。

・自分で考えて
・見通しをもってやりぬく力
・仕事をして自分で飯が食べて生きていける力

 そしてできることなら
・コミュニケーション力と
・クリエイティブな力 を発揮して、突き抜けていく力 
・問題にぶつかっても噛み砕いていく逞しいアゴ    を入れておきたいのです。

少人数だからこそできることがあります。
目指す場所が同じで 意欲ある者だけが集うから生まれる力があります。
 

志青塾 塾長 水谷 久志 プロフィール

水谷塾長志青塾 塾長
水谷久志(みずたに ひさし)

幼児・児童期に一生ものの算数の力をつけるプロ

「楽しくひきだす思考力」を合言葉に、考える力の基礎ができあがる「3歳から9歳までのゴールデンタイム」に、生涯にわたって威力を発揮する算数の力をつけます
「考える力をひきだす」「やりぬく力を鍛える」「コミュニケーション力を高める」しかも楽しく!を教育の柱に、机の上での思考力養成問題と、春夏秋冬の自然体験活動やかけっこ教室(小学校6年まで)を実施し、お子さまの「たくましくてバランスのよい」成長を支えていきます。
歯と同じように、一生ものの学ぶための強い顎を作っているイメージです。
幼・小~中高受験まで、楽しみながら強くて高い思考力を育成しています。

【一番の強み】
やる気を引き出し、目標に向かって楽しくやり抜く力を伸ばします
脳に考える道筋ができ上がる3歳から9歳の時に、パズル、脳トレ、お絵かきで解く算数文章問題や自然体験活動などで「楽しみながらミッションをクリアし、ますますやる気を高めていく」サイクルをつくります。

【経歴】
長野県東筑摩郡山形村出身
松本県ヶ丘高校卒業
筑波大学卒業
県内小中学校で30年間勤務
平成23年6月より 塾ワニゴンミーズぶるーん 塾長
平成24年9月より 志青塾 塾長

【指導実績】
全国小学生統一テスト算数部門において、2年連続長野県1位(平成25年度小学5年生、平成26年度小学1年生)
●長野県の総合順位で、複数学年の児童がベスト20位以内に入る。
●信州大学附属小学校 附属中学校 才教学園小学部 松本秀峰学校などに合格

【資格】
小・中・高校の教員免許
スキー準指導員