「楽しく引き出す思考力」が合言葉です。

小学校卒業までに国語力とイメージ力で算数文章問題を解く力をつけます。
これからますます社会で求められていく「自分で考える力」「やりぬく力」「コミュニーション力」をそなえた逞しい子どもを育てたいと考えています。 
その土台になるのが「思考力」だと思います。
思考力とは経験や知識をフル活用して目標や課題をどうクリアしていくのかを考える力です。
やりぬく強い気持ちも以前のような「とにかく根性!」ではなく、達成までの道筋をイメージできる力とクリアできるまで、わくわくしながらトライ&エラーを積み重ねられる力です。
そこは勉強でもスポーツでもいっしょです。
30年間、学校にお世話になった教員として、親として、近所のおじさんとして、塾長として、はっきり見せてもらってきたのは「やる!」と決めてぶれない子は必ず目標を達成する事実です。
「無理かも…そのうちやるから…」と少しでも「壁」を作ったときに自己実現の道が見えなくなります。
「やれたらいいなあ → やりたい → やる!!」で「壁」撃破です。
夢や希望への強いイメージを持ち、どうすれば達成できるのかを考え、やり抜く力。
これが学習においても、スポーツにおいても、将来の仕事においても重要になります。
この基本の力ができあがれば放っておいても自分で学び、きらめいて生き抜いていきます。
 
 

「イメージ」で子どもは大きく変わります。

水谷塾長自分の経験からですが、学校の教員時代はずっと陸上部顧問でした。
最初の数年間は地区大会から県大会へ進める選手がほとんどいませんでした。
徐々に子どもたちの競技成績が上がってきて県大会を突破して北信越大会、東海大会、全国大会などに16回(11年は連続で)出場するようになっていました。
それまで特別な技能練習のノウハウをもってはいませんでしたが、子どもたちに夢への強いイメージを持つことと、そのために具体的に何をするのかを一緒に決めて、しぶとく続けることをサポートしてきました。
ついに、一人の選手が県大会突破。
それを見ていた後輩が「じゃあ自分も行ける」と高いステージまでのイメージを持ちます。
その次の年も、その次も県大会決勝レース出場が当たり前になっていきました。
また、県大会の突破はできなくても、自己記録を大きく伸ばす子ばかりです。
自分で描いたイメージに合う自分になれるよう、自分から走り出してとまりません。
そのひたむきな姿には頭がさがりましたし、教科学習においても同じことができると思いました。
自分自身の子育てにおいても…3人の男の子はそれぞれにやんちゃで思うようにいかず学習面でも生活面でも悩んだ日も多くあり、親としてはいまだに反省の連続です。
そんな中でも幼少期から自然と触れ合うことは大切にしていました。
スキー、キャンプ、昆虫採集等、信州の大自然の中で身体(脳も身体の一部としてください)を目一杯使っての活動を一緒にやってきました。           
計算や暗記を徹底的にやらせる塾とか英会話教室に通わせることもなく、自然の中での遊びこみばかりですので、学校の成績は決して上位ではありませんでした。
それでも高校受験や大学受験を考えるころになると、自分から部屋にあふれていたマンガ本を捨てたり、ゲーム関係の一切をガムテープでギリギリ巻に封印したりして「自学」モードに入っていきました。
長男と三男は早稲田大学、次男は慶應義塾大学に合格しましたが、不思議なことにそれぞれが「すべりどめ」として受験した大学は不合格でした。(偏差値に関係なく本命でなければ脳も本領を発揮しないのでしょうか)             
勉強でも、それまでの力は低くても、自分で目標を定めて 絶対に合格したい! 合格するんだ!と強い心を持ち、そのために何をするのかを具体的に決めて進めば達成できるものなのだなと実感しました。 
また、小さい頃からの自然体験活動が想像力や空間認知力を高めたり、試験を突破する粘り強さをも養ってくれたのではないかと考えています。とにかく大学受験では「自分の希望に向けて、考えて行動する」ことができたようです。
それでも3人のうち2人は大学受験で一浪、1人は高校受験で第一志望校に進めず悔しい思いをしています。 
もっと早くから準備できるような力をつけておけばなあとは保護者としての反省です。 
今後は社会に通用する生き抜く力をつけていって欲しいと願ったり、心配したりしている親父です。
 
 

目標を達成するために「何をするか」を一緒に考え、そして「絶対やりぬく」という強い気持ちを育みます。

志青塾では、そんな私の経験と反省を活かして「思考力」を土台にぐんぐん進んでいく子どもたちを育てたいと思っています。
塾の方針ではありますが、ご家庭との連携がなければ成立しません。
「思考力」の基礎ができあがる幼児期~小学校時代に一番長い時間を過ごすのは家庭です。
家庭での学習環境は非常に重要だと実感しております。
そこでは「とにかく○○時間は勉強!がんばれ!!」ではなく、「楽しくぎゅっと勉強やって、たくさん遊ぼう!」もできます。
楽しく見通しがあれば長続きして、長続きするものには効果があります。
短期も長期も含めて○○○になりたい ○○○したい という願いやビジョンがあって、それが具体的に見えていれば実現されていきます。
親の考えを強制はしないけれど、イメージや願いは伝えていく。
「○○○はいいなあ ○○○が好きだなあ」などはじわじわ効いてくるものです。
成長の過程で「なりたいもの」は変化していくこともありますが、その目標をかなえるためには、どんな勉強を、どのくらいしておかなければいけないのかをお子様に伝えておきたいものです。 
「なぜ勉強しなければいけないのか」を意識するようになって「やる気」が湧いてきます。

30年間、学校の教員をやっておりましたので、オリンピックやノーベル賞のレベルではなくても、運動ができる子は勉強もできると思っておりました。
脳でイメージしたことを(何回も何回も最高の動きをイメージしておくと)身体がオートマチックにやってくれるようになります。
「目標とそこまでの具体的な道筋をイメージして、やりぬく力」があればかなりのレベルまで到達できるからではないかと感じておりましたが、一昨年に松本で東大の深代千之先生の「スポーツができる子は勉強もできる」の講演をお聴きすることができ確信にかわりました。
その基盤を作るのに最適なのが3歳~9歳だと、これまた自分の経験から考えております。