大学入試は覚えることが多すぎて、こんなのできるわけないって思いますよね。
私も初めはぜんっぜん覚えられませんでした。
特に記憶力が他の人よりも良かったわけではないので、ちょっとしたコツで大量の情報を覚えるようにしていましたね。
この記事では、早慶レベルに合格するための大量の情報の覚え方について書いていきます。
全部で30冊くらいを1年かけて丸暗記
まず、どのくらいの量を覚える必要があるかというとだいたい30冊くらいの情報です。
英語・・・単語帳3冊 熟語1冊
文法3冊
日本史・・・用語集2冊 資料用語集1冊
書き込みノート1冊
演習問題集3冊
国語・・・現代文3冊
古典単語1冊 古典問題集2冊
漢文単語1冊 漢文問題集1冊
赤本・・・早稲田・慶應それぞれ3冊
ざっと振り返るとこのくらいを丸暗記です。
ここで無理だなと思わず、方法次第で出来るようになると考えて下さい。
英単語の覚え方
例えば、苦手な人が多い英単語の覚え方ですね。
語彙力は合格に直結するので、早慶合格のためには3冊は取り組むことをお勧めします。
速読英単語必修編(1900語)、速読英単語上級編(1000語)、キクタンsuper12000(1000語)です。
この3冊で大体4000語くらいですね。
1日に100語ずつ発音と意味を言う
まず暗記の方法として絶対に守って欲しいのが、繰り返す回数を増やし、その期間を短くすることです。
例えば、速読英単語必修編の1900語を覚えるのに、1日10個ずつ覚えて半年で終わらせようとする人が多いです。
その結果、半年後に結局今日やった10語しか覚えていなくて半年間の勉強が全て無駄になってしまうことになります。
そうではなくて、1日に100語覚え、翌日に新しい100語覚え、最後まで行ったらまた最初に戻るんです。
スペル、発音、アクセントにも気をつけて、自分で発音して耳と口でも覚えるんです。
単語を覚える時のコツは、なんでもいいから思い出すためのトリガー(きっかけ)を作ることです。
例えば、occur=起こるを覚える際には、お母が怒る(おかあがおこる)って覚えます。
intend=意図する、だったらi=意でt=図って音で覚えていきます。(意n図endって感じですね。)
それを受験までずーっと繰り返します。
そうすると、単語帳は50回以上見ることになります。イヤでも身につきます。
受験生の中にも、単語帳は3回くらいやりましたという人がいます。それではどう考えても覚えられません。
少なくともその10倍はやらないといけないし、確実に合格を勝ち取るなら20倍はやらないとだめです。
英文法でも熟語でも日本史でも古典でも同じ
どの科目でも全く同じ方法をとります。
集中する参考書や問題集を決めて、とにかく1週間で最初から最後まで1周終わらせるんです。
覚えるコツは、口にだすこと、自分で覚えるきっかけを作ることです。
1冊を完璧に覚えるまでやって、そしたら自分が必要だと思う本を買い足します。
でも、自分が使っていた問題集の中に1つでも間違いがあったら次の本に手を出してはいけません。
1冊は20回も30回もやるんです。
覚えられない人は向き合う時間が足りない
単語が覚えられない、新しい単語を覚えると古い単語が抜けていく、文法理解できない、日本史の登場人物が多すぎる。。
これは普通の感覚だと思います。
みんな覚えるのがイヤだから何か一発で解決できる方法を探したくなります。
でも結局私が言いたいことは、暗記するには何度も何度も繰り返すしかなくて、それには多くの時間が必要ということです。
それに気づくと、諦めてしまう人がいます。だからやる気がある人にとってはチャンスです。
結果を出すには、どうしても時間をかけて練習していくしか道はありません。
自分は絶対に早稲田に合格する、合格するためには全て覚えるという覚悟を持っている方は絶対に大丈夫です。断言します。
単語、文法、日本史、古典、漢文、どれも覚えて身に付けるのは単純なことです。
どうしても自分には覚えられないと悩んでいる人は30回やってから悩むようにしましょう。
そんな悩みはもうなくなってるはずです。