志青塾の指導で重視していることは、「一歩ずつ進み、学習に熱中すること」です。自分にも解けそうだという自信がある問題は、熱中して問題を解くことが出来ます。これが、10年以上指導をさせて頂いた経験からの結論です。

中学生の方は定期テストの「成績保証制度」を設けています。

子どもたちが熱中して学習をしている姿は想像しづらいかもしれません。学校の授業では、致し方ないことですが30名から40名もの生徒たちに一斉に授業が行われます。一人一人の理解はそれぞれ違いますから、どう考えても最適な学習とは言えません。特に、中学校の学習内容は、学習も難しくなり理解の差が開きやすいです。

「先生が言っていることが何も分からない・・」という状態を経験したことがある方も少なくないはずです。

また、人は誰かの話をずっと聞き続けていることは苦手です。10分程度であれば集中が続きますが、50分も話を聞き続けているのはとてもストレスになりますよね。

志青塾の指導では、こうした学習とは逆の方向を目指しています。「一人一人の進度に合った学習に熱中して取り組む」「誰かの話を聞き続けるのではなく、問題を解いて理解の正しさを確認する」ことを重視します。

そして、この大きな方針の下に、

◆積み上げになる学習

◆効率の良い学習

◆共感と安心があること

を実践しています。

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◆積み上げになる学習

テストの度に、そのテスト範囲を学習し、次のテストではまたその範囲を学習する。そして、数回のテストの後には以前に学習した内容を忘れている。。そんな経験はないでしょうか?授業では基本的に同じ内容は1回しか扱われないですよね。

そうではなくて、科目の範囲全体を何度も繰り返し学習することが大切です。1から10まで学習するとすれば、その1から10の学習を反復します。そうすることで、全体をまんべんなく覚えることができ、やればやるだけ積み上げが出来ていきます。

そのため学校の授業よりも進度は速くなります。学校の授業が復習になることが理想です。進度が速くなっても、理解をおろそかにするわけではありません。以下に述べるように、「効率」を意識することで理解と速さを両立することは可能です。

◆効率の良い学習

志青塾の指導では、効率が悪い学習の手順は全てなくしています。板書を写す時間、レベルに合わない問題を考える時間、講師が生徒に質問をすること、などです。

板書を写すのではなく、もともと内容がまとまったプリントを渡した方が時間の短縮になります。また、分からない問題でも自分の頭で考えることが重要とは良く言われますが、分からないものは分かりません。考えるのは、力が付いた後に行うことであって、初めから考えるのは効率が悪いです。そして、授業でよくあるのが先生が生徒に質問をする場面ですね。しかし、先生が期待する答えが返ってくることはほぼありません。生徒が正しく知識を理解していて、そして先生が欲しがっている回答を推理して文脈に合った回答をする必要があります。そのような難易度が高すぎるやり取りは生徒にとってはストレスです。質問をするのは先生ではなく、生徒の方です。

◆共感と安心があること

間違えてしまったら恥ずかしい、同じ質問をしたら怒られないかな?と考えてしまうこともありますね。志青塾では、子どもたちの「分からない」に共感することを大切にしています。そもそも、他にもやりたいことがあるはずなのに、塾に来て勉強に取り組んでいる時点でエライです。そして、新しいことを学んでいるのだから「初めは分からなくて当たり前」と考えています。そうであるからこそ、子どもたちの「分からない」「難しい」に共感します。

そして、「1回で覚えられないのも当たり前」とも考えています。繰り返しの学習を重視しているように、1回で理解出来ないのは織り込み済みです。ですから、同じ質問を何度もしてもらって構いませんし、喜んで答えます。何度間違えても、何回質問しても大丈夫、という安心感を持って学習に取り組んで頂きます。

生徒さんが学習に熱中し、安心して学習が出来ることを目指しています。

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