早慶合格を目指すにあたり、私が絶対的な自信がついた単語帳を紹介します。

これだけやれば、英単語についてはかなり自信が出てきますが、どの単語帳でも一字一句覚える気持ちでやらないとまったく意味がないので徹底的にやり込みましょう。

それでは早速どの単語帳をどのように使っていたのかを紹介していきます。

 

全ての始まりは速単標準編

私の場合、受験勉強の始まりはZ会の「速単標準編」でした。

この本に出会っていなければ、英語の勉強をスタートすることさえできませんでした。

 

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この単語帳は、およそ2000語の入試頻出単語が載っています。

共通テストの長文を読むのには、この単語帳をマスターすれば十分というレベルです。

 

3つの単語帳の中では、基礎レベルの位置づけになりますが、重要度はこの単語帳が最も高いです。

基礎が全てです。

私は速単標準編をしっかりとマスターしたおかげで、長文の意味が分かりやすくなったことはもちろん、発音のルール、接頭辞や接尾辞、イディオム、文法などの勉強がものすごくはかどるようになりました。

 

結局、文法の勉強をするにしても単語の意味が分からなければそこでストップしてしまいます。

いちいち辞書を引いて時間をロスするよりも、最初に覚えてしまったほうが効率が良いです。

 

他に2冊の単語帳を使いますが、この単語帳に載っている単語の複数の意味全て、発音、アクセントを覚えなければ先に進んではだめです。

 

1冊を隅から隅まで覚えるというこだわりが、他の科目の勉強でも活きます。

 

速単シリーズは長文入門にも使える

私が速単の単語帳を使っているのは、なんとなくZ会の参考書のデザインが好きだったからという理由と、長文の中で単語の意味を覚える、というコンセプトが納得できたからです。

 

中学生のときに、英語の授業でタイタニックを見ました。

そのなかでレオナルド・ディカプリオが沈んでいく船の上で恋人と一緒に真冬の海に飛び込みます。

「Trust me!」って恋人に言うのですが、このセリフの意味は一生忘れません。

それまでの2人の文脈からでてきたセリフです。

 

意味を忘れそうになっている単語でも、長文の中だとパッと意味が思い出されることがよくあります。

それがきっかけとなって覚えた単語は数多くありますし、2つの単語の並びで意味を覚えられた単語もたくさんあります。

 

carbon emission
smooth surface
industrial revolutionなどなど。。

 

そして、私が速単を好きなイチバン大きな理由は長文の入門にも有効ということです。

 

英語が訳せない人は、自分で訳しては絶対にいけません。

時間がかかりすぎるからです。

まずは日本語訳を見てください。英語と日本語の対応を覚えていくんです。

 

その作業が速単の単語帳はとってもやりやすくなっています。

コンパクトなサイズで、英語と日本語が見開きで載っているからです。

普通、長文の参考書ってちょっと大きめなものが多いですよね。

速単は長文を勉強できる本の中では小さくポケットにもギリギリ入るものなので、どこでも持ち運んで勉強できます。

 

右側に書いてある日本語を頭に入れてから英語を読むと、なんとなく英語が訳せる気分になります。

本格的な長文の勉強の前に速単の長文70個を20回ほど繰り返すと英語脳が出来上がり、単語も定着しているわけです。

 

速単上級編

次に取り組むべきおすすめの英単語帳の2冊目は「速単上級編」です。

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標準編をカンペキにできたら、上級編も同じようにカンペキにします。

上級編の導入部分には、受験において英単語をどれくらい覚えればいいのか?ということと、未知の単語に出会った時の推測法が書いてあります。

この2つの箇所を読むだけでもこの本を購入する価値はあると思います。

 

どんなに単語を覚えても、入試では絶対に知らない単語がでてきます。それでも正解にたどり着く可能性を少しでも高める読み方をしないといけません。

その方法がこの速単上級編には書かれています。

 

また、上級編にも長文が載っています。

上級編の長文は単語帳のものとは思えないほど読み応えがある文章になっています。

共通テストレベルの英語に自信がついたあと、難関大学のレベルの長文を読み始め練習にもってこいです。

 

上級編の長文も20回読んだら、早慶レベルの長文参考書をやってみるといいでしょう。

 

仕上げの1冊 キクタンsuper12000

3冊目は、「キクタンsuper12000」です。

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12000って、これまでとはケタが違いますよね。

ターゲット1900とか、core1900とか、かわいく思えちゃいます。

 

といっても、この1冊に12000語が載っているわけではありません。

12000語の語彙力がある人が知っているであろう単語のうち、1120個の単語が載っています。

 

この本の表紙には「超難関大学の入試に自信がつく」と書いてあります。

絶対に合格したいのであれば、これをやらない手はありません。

むしろ、こういう本が欲しかった、とキクタンsuperを初めて見た時に思いました。

 

自分は早慶の受験生の中でも、抜きん出ている存在である、という自信が絶対に必要です。他人が持っていない武器を持って試験を受けないと合格はできません。

 

英単語については、この本でその自信がつけられるので、速単を2冊カンペキにできたらこれに取り組みましょう。

そしてもちろん、3冊目もカンペキにします。

 

単語帳を3冊やった結果

3冊目をカンペキにできれば、英語の偏差値は安定して70を越える土台ができます。

もちろん70を越えるには、単語帳を3冊やったのと同じくらい文法や長文もやりこまないといけません。

その土台となるのが単語です。

 

結局、文法は無限にあるわけはないし、考え方を身につければ文法問題は解けるようになります。

しかし、単語は無限にあるので長文では単語を知ってれば知ってるほど有利になります。

 

長文の問題は配点が高く、合格するためには間違いは最小限にしたいです。その精度を上げるために、最終的に行き着くのが単語力でした。

 

1年間でカンペキに覚えて使いこなせる量は3冊でしたが、1冊しかやっていない人が多いだろうと思っていたので、3冊やってると不安はなくなります。

 

早慶の英語に自信を持って臨みたい人は、この3冊をやってみてはいかがでしょうか。

 

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