◆人間の意志は弱い。だから、それに打ち克つ仕組みを作る。
このページを見て頂いてありがとうございます!志青塾の水谷勇揮です。私は、美須々ヶ丘高校出身で、独学で早稲田大学の政治経済学部と慶應義塾大学の商学部に合格しました。浪人をしている1年間、自宅で1日12時間の勉強に取り組むという生活をしていました。
この話をすると、「意志が強いんですね」とか、「根性がありますね」と言ってもらえることがあります。しかし、実際はそうではありません。私は、学校にいくために朝起きることができず、高校1年生の時には通知表に1が付いていました。意志が強かったのではなく、「学習をするための環境・継続する仕組み」を作って毎日ただ淡々とこなしていただけです。決まった時間がきたら、毎日同じことをする。この繰り返しを、ただひたすら行っていただけでした。
勉強、ダイエット、運動などなど、、やる気に頼っていては絶対に継続できません。それができたら、夏休みの宿題は全員が期日に提出し、ダイエット食品は全く売れなくなります。あなたが毎日学校に行くことができるのは、学校に行くことが仕組みになっているからです。「やる気のある人だけ毎日来てね」という学校だったら、ほとんどの人が行かなくなります。何かをやり遂げるためには、「これができたらいいな」ではなくて、「もうそれをするしかない」という継続するための仕組みを作り、やる気の問題ではなくしてしまうことが大切なんです。それができれば、受験勉強は驚くほど楽になります。日々同じことをやるだけですからね。
◆一斉授業は、本当にあなた一人のため?
また、私は授業を受けることが苦手で、自分ひとりで独学で勉強に取り組んでいました。授業には、無駄が多いと考えたからです。一斉授業では、本当に自分に合った学習ができるはずありません。学習の進度が全く同じ人は一人もいないからです。一斉授業は、生徒のためというよりも、教える側にとっての効率を考えたものでしょう。「みんな」に向けられた話を聞いているよりも、「今自分にとって本当に必要なことに取り組むこと」の方がよほど効果があります。これまで学校の授業をきちんと受けていたのに結果が出なかったという人は、方法を変えるべきではないでしょうか?
初めはどうしたら上手くいくのか分からずに試行錯誤していましたが、3ヶ月も経つ頃には効率的な学習方法を確立し、膨大な量の知識を覚えることができるという自信が付きました。そうは言っても、特別なことをやっていたのではなくて一つの参考書を50回~100回繰り返しただけです。やっていることはとてもシンプルでしたが、それが最良だったと確信しています。こうした考えから、志青塾では多人数に向けた授業を行っていません。
◆取り組むのは、PCと参考書のハイブリッド
私自身の受験勉強の時は、学習にパソコンやアプリを使う、という環境ではありませんでした。しかし、今ではこれほどインターネット周りの環境が整っているので、志青塾でも積極的にそうした機器を取り入れています。atama+や、各単語アプリなどを活用しています。特にatama+では、動画で説明を聞き、沢山の問題を解くことができます。この学習の良い点は、自分にとって必要なことを、定着するまで何度でも繰り返しができるということです。「みんな」のペースに合わせる必要はありません。また、自分がどこまで学習が進んでいるかがひと目で分かるというのも、重要なメリットです。
同時に、テキストも使って学習を行います。使用するのは、市販されているもので十分です。テキストは、書き込んで学習ができたり、知識を一覧で確認ができるので復習がしやすい、というメリットがあります。私自身はテキストだけで学習し、同じ参考書を50回~100回繰り返しました。まずは取り組みやすいパソコンやアプリで学習を始めて、最終的にはテキストの反復学習に移行するのが良いと考えています。
◆成果が出ない、と悩むのは12時間やってから
成果がでないと悩んでいる人、12時間やってますか?それをやってないなら、答えはシンプルです。時間をかけることです。誰よりも時間をかける気持ちでやれば、絶対に結果はでます。12時間やれば、1日3時間学習している人の4倍進みます。4倍ってもの凄い差ですよね。4ヶ月かかる勉強を、1ヶ月でやっているということになります。高校生の方は、平日に12時間の学習時間を確保するのは物理的に難しいですね。ただ、土日は12時間やりましょう。各科目の偏差値は、100時間の学習で2か3上がります。現在の偏差値と、自分の志望校に合格できる偏差値から必要な学習時間を計算してみて下さい。
時間をかければそれでOK、ということではないのですが、時間をかけることが「前提」と考えましょう。それができて初めて、取り組み方を考える段階になります。取り組み方が分からないからできない、と考えているうちは成果はでません。まずはやってみる、話はそれからだと考えて下さい。
ただ、私もいきなり12時間集中して学習していたわけではありません。まずは机に座ることから始めようと考えて、数日は漫画を読んでいました。それに慣れたら、試行錯誤しながら勉強を続けていきます。後から考えれば、効率の悪い方法もありましたが、それはやってみないと分からないことでした。頭の中で考えていても、先には進みません。
◆合格って、何だろう?
どうすれば合格できるのか、あなたは考えたことがありますか?私は、「他の受験生との違いを作り出すこと」だと考えていました。例えば、倍率が3倍だったら、他の2人にはできないことをあなたができなければなりません。つまり、自分だけが持っている強みがなければならないということです。それは、単語の知識、読解スピード、日本史の知識量、赤本の研究量、、もろもろありますね。毎日12時間勉強する、時間も強みになりますね。また、年明けの試験の日ではなく、12月までにもう合格する力を付けておく、と考えるとリードを保ったまま試験の日を迎えられます。電車の時間ギリギリに駅に着くよりも、30分前に着いていたら乗り遅れる方がおかしいですよね。私が考えていたのは、春にC判定、夏にB、秋にA、というスケジュールでした。試験の当日は、落ちるはずがない、という気持ちで臨むことができました。
ここまで読んで頂きありがとうございます。こうした流れで学習に取り組めば、合格できると感じて頂けたのではないでしょうか。環境を整えて、まずは学習することに心身を慣らしていく。そして、あなたが合格する理由を沢山作って、合格すべくして合格する。このような受験勉強の取り組み方を考えています。
◆まずは勉強する習慣を作ってみましょう
志青塾では、無料の体験学習を常時募集しています。頭では分かっていてもどうしても学習を始められない、学習が継続できない、という方は、学習する環境を作る、ということを試してみましょう。誇張ではなく、志青塾で学習している生徒さん全員が「ここなら学習に取り組める」と話してくれます。
私にとっても、初めから受験勉強が楽しいものではありませんでした。しかし、誰よりも時間をかける、本気で取り組んでみる、と考えてやっていると、後から楽しくなってきました。得意になって、結果が数字で見えるので楽しさを感じられるようになるんですね。初めから楽しいのではなく、本気でやっていると楽しくなっていきます。この順番が大切です。
かっこいいことを言えば、飛ばない鳥は鳥ではありません。本当は飛べる力があるのに、飛ぼうとしないのはもったいないですよね。あなたも、飛べないのではなく飛ぼうとしていないだけではないですか?人生なんて、この連続です。自分の人生は、自分の努力で満足のいくものにできるという自信を、受験勉強を通して獲得してしまいましょう。
最初の一歩を、勇気を持って私達と一緒に踏み出しましょう!